異世界おじさんは、主にKADOKAWAによる「ComicWalker」の2018年の6月29日配信分から連載中の異世界ファンタジー系ギャグ漫画です。
作者は「殆ど死んでいる」さんで、今作は自身のTwitterで掲載していたの人気に火がついたため商業化しました。
「ComicWalker」の他に、「ニコニコ静画」でも連載していますが、商業化される前の3話だけ「Pixiv」で公開されています。
異世界おじさんは、近年のファンタジー作品に多く見られる「異世界転生もの」の1つで、異世界に行った後に現在の日本に来たという流れになっています。
そのテンプレート的な設定を逆手にとったのがこの作品で、主人公のおじさんと甥っ子からなる新感覚な異世界ジェネレーションギャップコメディとして人気が爆発中です。
今回のこの記事ではそんな今注目の「異世界おじさん」についてご紹介いたします!
異世界おじさんの漫画を読むならe-bookがおすすめ!
さまざまなポイントバックキャンペーンを常時おこなっており、kindleでお得に電子書籍版「異世界おじさん」を読むことができます!
次に来るマンガ大賞の作品を取り揃えているほかにも、常時50万冊(漫画21万冊以上)の書籍を配信しています。
さらに約9000作品が無料で読める読み放題コーナーも充実しているので、一見の価値ありです。
e-bookで「異世界おじさん」の最新話をお得にご覧ください。
異世界おじさんのあらすじ
17歳の時にトラックにはねられから長い昏睡状態の末、17年後の2017年秋についに目覚める事ができた。
昏睡状態の間、異世界「グランバハマル」に転送され、超越的な能力を発揮して大冒険をしていたおじさん。
そうとも知らずに目覚めたおじさんに会うためにお病室を訪れた甥っ子のたかふみは、奇妙な言語を話し異世界を語るおじさんを「頭がおかしくなった」と突き放した。
しかし、信じようとしないたかふみが目にしたのは魔法を使うおじさんの姿だった。たかふみはそんなおじさんを見て「YouTuber」になることを勧める。
ここから異世界転生したおじさんとたかふみによる、YouTuberとしての生活が始まる。
異世界おじさんの登場人物
おじさん(シバサキ)
今作の主人公。本名は不明だが名字はシバサキ。
17歳の時にトラックにはねられて昏睡状態に陥り、17年後の西暦2017年秋に目覚めた。
実は昏睡していた間、彼の意識は異世界グランバハマルに転送され、そこで剣や魔法など超越的な力を有して冒険をしていたという。
異世界に転生していた間に使用可能になったワイルドウォーカー(死の危機さえ感じるような状況で意思疎通を願った時、相手の言語を習得する能力)があるため現実世界に戻っても魔法が自在に使える。
甥のたかふみとYouTuberとして生計を立てるが、17年間の社会の進歩とジェネレーションギャップに戸惑っている。
たかふみ(高丘敬文)
今作の準主人公。
おじさんの姉の息子でおじさんの甥っ子にあたる。
せっかく昏睡状態から目覚めたものの、親族一同に引き取り拒否されたおじさんと共同生活を送る。
おじさんが女性心理に疎く、特にツンデレエルフの好意に気づいていないことを残念に思っているが、実は自分も藤宮から明確に好意を向けられていることにまったく気づいていない。
実は「力を得た場合それをどうやって殺傷手段として活用するか」真剣に考察する物騒な性格をしている。
ツンデレエルフ
エルフの冒険者。
異世界にやって来たおじさんに助けられた美しい女性のエルフ。
おじさんには劣るが、自身も相当な剣と魔法の使い手。
典型的なツンデレで、おじさんに好意を寄せている。だが本人からはストーカー扱いされている。
結果、おじさんから無意識に酷い目に合わされるが、まったくめげず、たかふみは非常にタフと感心している。
名前は明かされておらず、たかふみ達からは「ツンデレさん」と呼ばれているおり、第一巻発売に向けてのアンケートにおいて「ツンデレエルフ」としてエントリーされていた。
また、そのアンケートでは人気1位となっている。
メイベル=レイベール
氷の一族の末裔である美少女。
人類の敵である「魔炎竜」を唯一倒せる武器「凍神剣」の守り手。
氷の様に心を閉ざしている一方で、それとは関係なく(母親の教えに従って)引きこもりの生活を送っていた。
RPGゲームののキーキャラクター的存在で、魔炎竜を倒すために必要な凍神剣を手に入れるには、彼女が望む「マルキード山のポワポワの花」を持参して心を開かせる必要があった。
物の名前を覚えるのが苦手で、ゲームやり込み派のおじさんが、凍神剣無しで魔炎竜を倒してしまったため、心を開くこともなく自分の存在意義を失ってしまう。
実は400年前におじさんと同様に日本から異世界転生した剣士の末裔であり、その逸話は凍神剣共々グランバハマルでは著名なようである。
アリシア=イーデルシア
ビギナー冒険者で神聖魔道士の美少女。
「神聖勇者(シャイニング・クルセイダー)」の称号を持っている。
幼馴染の少年であるエドガーとライガとパーティを組む駆け出しの冒険者。
第10話にて、ゴブリンの大群から村を守る依頼を受け、窮地をおじさんに助けられる。
実は第6話の越冬祭の際に既におじさんとは面識があり(モブとして登場もしている)、第8話の封印都市ルバンドラムにもいた。
おじさんがルバンドラムの結界を再構築したことを偶然見ており、まるで伝説の勇者様だと密かに尊敬していたが、そもそも自分のせいで結界が壊れたことを隠したいおじさんに仲間と共に記憶を消される。
その後、おじさんが逃げたため、ゴブリンの大群を退けた功績はすべてアリシア達となり、結成して半年ばかりのビギナー冒険者にも関わらず教会より勇者の称号を得ることになった。
藤宮澄夏
たかふみの幼馴染み。
鋭い目つきだが眼鏡が似合う可愛らしい女性で、たかふみに好意を寄せている。
現実世界ではたかふみ以外におじさんが異世界に行っていたことを知る貴重な人物。
たかふみへの恋心に気づいているおじさんからは応援されている。
異世界おじさんのSNSでの評価や口コミ
異世界おじさん、コミケ会場で結構大きく宣伝されてて俺得
そのままアニメ化しろ! pic.twitter.com/LiqQ2CNXQx— OvO (@OvO_netuser) December 27, 2019
異世界おじさん今出てるのは全部買ったけど、やっぱ面白い!
— Mr.ミート (@Mr4129) January 4, 2020
テンションおかしすぎて異世界おじさん読みながら一人で爆笑してた
— イキリオ太郎 (@_HRSN_) January 3, 2020
異世界おじさんの見どころは、これまでの「異世界転生もの」を良い意味で壊した世界観と抜群のギャグセンスではないでしょうか?
ジャンルはファンタジーですが、少年漫画寄りの切れ味のあるギャグ描写と、ネット漫画特有の美少女描写が相まって多くのファン層を獲得しています。
まだ連載されてからさほど期間は経っていませんが、すでにアニメ化を希望する声が上がるなど、今最も注目されている漫画なのではないでしょうか?
異世界おじさんの最新刊のネタバレ考察と感想
基本的にこの異世界おじさん自体が、「YouTuber」としてどこまで売れるかと言った物語ではなく、異世界に転生していたおじさんの過去がどう言ったものであったか、というのを少しずつ明かしていく物語です。
最新刊では、「初日に人語を話すオーク亜種として善良な市民に狩られた」「1週間忘れられ」「9日目に魔毒竜を討伐」そして2巻では「その3年後にエルフと越冬祭に参加」するなど、おじさんが異世界に行った直後の記憶が明かされていきました。
これからどういう展開を迎えるのか気になりますよね?
まだ細部にわたって思い出されたわけではなく、大まかに3年間の記憶が明かされた状態です。
この後、14年程の記憶が残っていますが、どうして異世界に転生されたのか、どうやって抜け出したのかなど謎は残ったままです。
と言ってもすでに現実社会に戻っていますし、なんといってもギャグ漫画ですので、すんなり思い出すなんてことはないのではないでしょうか?
特に、YouTuberとして活動しているので、もしかしたらすでに活躍中の別の配信者の中に、同じ異世界転生経験がある者が出て来たりするかもしれません。
今よりもおじさんが有名になり、名前が売れた時に「異世界であった事がある」という人物が現れてその時のエピソードを聞かされる。
そしたらおじさんが話を盛っていたなんてオチもあるかもしれません。
いずれにしても、異世界の話がメインになったとしてもこれまでの独特の世界観から外れることはないのではないでしょうか?今後の展開に期待しましょう!
異世界おじさんの最新話情報!最新刊は第3巻
最新刊は2019年10月21日時点で3巻まで刊行されています。
半年に1巻ペースで発売が開始されているので次の第4巻は2020年4月あたりになるのではないかと予想しています。
- 第1巻 2018年11月21日発売
- 第2巻 2019年4月22日発売
- 第3巻 2019年10月21日発売
異世界おじさんは現代社会を加えた新感覚「異世界もの」ギャグファンタジー
異世界おじさんは、「SEGA」や「自己防衛おじさん」こと占い師の鉄平さんとコラボするなど、連載以外の露出を増やしつつあります。
この勢いのままギャグ要素を交えた今作がアニメ化されれば、さらに多くの目の人に触れさらに人気を拡大できるのではないでしょうか?
大人も子供もお腹を抱えて笑えるギャグファンタジーの異世界おじさんを、これを機にぜひ読んで見てください!
ブルーピリオドは漫画雑誌「月刊アフタヌーン」の2017年8月号から現在も人気連載中のスポ根受験物語です。 作者は「告白の時間」や「彼女と彼女の猫(原作は新海誠)」で知られる山口つばささんで、講談社の漫画新人賞「アフタヌーン四季賞201[…]
漫画『ザ・ファブル』は2014年11月1から2019年11月18日まで第1部が『週刊ヤングマガジン』で連載されていたハードボイルド作品です。 作者は「なにわ友あれ」などの作品で知られる南勝久さんで、「コミックDAYS」では2018年3[…]