年明けの恒例イベントともいえる「箱根駅伝2020」が2020年1月2日(木)・3日(金)の2日間で開催されます。
日頃陸上スポーツはほとんど観ないけど、駅伝だけは正月の風物詩としてついつい観ちゃう…という方も多いのではないでしょうか?
この記事では、箱根駅伝2020の出場校やコースマップについてまとめました。
優勝校の予想もしていますので、今からぜひチェックしてください!
箱根駅伝の概要とは?
https://twitter.com/hakone_ntv/status/1187936474370457600?s=20
箱根駅伝とは、大手町読売新聞本社前~箱根町芦ノ湖までの往路5区間・復路5区間の合計10区間で行う駅伝競走です。
その距離は往路107.5km、復路109.6kmの合計217.1kmにもなり、学生の長距離走では最長です。
1区間につき1人の走者が走るルールになっています。
- 前年大会でシード権を獲得した上位10校
- 10月の予選大会を通過した10校
- 関東学生連合1チーム
の合計21チームが箱根駅伝を走ります。
※関東学生連合は、予選を通過しなかった大学の記録上位者から選出されます。
なお、本年の予選は2019年10月26日(日)に開催されています。
箱根駅伝2020の出場校一覧!シード10校・予選会勝ち抜き10校・関東学生連合のメンバー
戦国駅伝と称されるほど熾烈な争いを繰り広げる大学駅伝。
今年の出場校をまとめました。
シード権獲得の出場校10校
まず、昨年の上位10校でシード権を獲得している大学10校です。
1位:東海大学
2位:青山学院大学
3位:東洋大学
4位:駒澤大学
5位:帝京大学
6位:法政大学
7位:國學院大學
8位:順天堂大学
9位:拓殖大学
10位:中央学院大学
昨年、悲願の初優勝をつかんだ東海大学。
2連覇を狙う東海大学と、「駅伝絶対王者」の名を奪還すべく奮闘する青山学院大学をはじめ多くの強豪校が名を連ねています。
予選会突破の出場校10校
https://twitter.com/hakone_ntv/status/1187935961235148801?s=20
続いて、予選会を突破した10校です。
東京国際大学
神奈川大学
日本体育大学
明治大学
創価大学
筑波大学
日本大学
国士舘大学
早稲田大学
中央大学
獅子奮迅の活躍をみせる東京国際大学や、駅伝名門校として名を馳せる日本体育大学などがランクイン。
上位争いやシード権争いにどのように食らいついてくるのか目が離せません。
関東学生連合
予選突破には至らなかったものの、個人成績が優秀な選手から結成されるチームです。
それぞれの大学で出場はかなわずとも、各大学の誇りを胸にタスキをつなぎます。
箱根駅伝2020のコースマップと各区間の特徴や見どころは?
各大学の選手はもちろん、どの区間をどの選手が走るのかも箱根駅伝の楽しみの1つです。
東洋大学 箱根駅伝区間予想
楽しみすぎて今年は8パターン予想!
これだけやってもどうせピタリ賞は1つもないから難しい…#箱根駅伝#東洋大学 pic.twitter.com/AX42dMpyOY— 笹尾宗一郎 (@330souichirou) December 15, 2019
箱根駅伝2020区間予想
「早稲田大学」です1区と3区の選手予想があの2選手で逆になることはあると思いますが全体的にこの選手はここっぽいという区間が多いですね pic.twitter.com/8IrvwnmgRn
— アリストテレス(大学長距離ファン) (@Realimpact2019) December 13, 2019
箱根駅伝駒澤大学区間予想
1区 小林
2区 山下
3区 大聖
4区 田澤
5区 伊東
6区 大成
7区 加藤
8区 石川
9区 小島
10区 神戸これで優勝だ!ガンバレ駒澤大学‼️
— しょうたい (@id50e) December 13, 2019
コースマップや各区間の特徴や見どころをまとめました。
往路・復路のコースマップ
箱根駅伝 往路
箱根駅伝 復路
【往路】2020年1月2日(木)8:00~
大手町読売新聞本社前→鶴見→戸塚→平塚→小田原→箱根町芦ノ湖駐車場入口
【復路】2020年1月3日(木)8:00~
箱根町芦ノ湖駐車場入口→小田原→平塚→戸塚→鶴見→大手町読売新聞本社前
となっており、往路からそれぞれの間を1区・2区…と呼びます。
(復路は6区・7区…です)
各区間の見どころ
【1区】大手町読売新聞本社前→鶴見
箱根駅伝のスタートとなる区間で、各校の準エース級のランナーが走ることが多いです。序盤から飛ばしてリードを取ったり、坂道での駆け引きをしたりといった各大学の作戦や動向に注目です。
【2区】鶴見→戸塚
花の2区と呼ばれる区間で、各校のエース級ランナーが揃う区間。平地区間では最長距離でで、1区で築いたペースを保ちつつレースの流れをつかむ重要な区間です。有名な「ごぼう抜き」が起きるのもこの区間です。
【3区】戸塚→平塚
2区からの巻き返しも起こり、レースが大きく動きはじめます。天候によっては海風の影響を受けることもあり、実力選手でもペースコントロールが難しい区間の1つです。
【4区】平塚→小田原
10の橋があり起伏のある区間ですが、比較的走りやすい区間といわれています。3区までに作ったペースを崩さず、過酷な5区に向けてスムーズにつなげるかどうかがポイントです。20kmを切る区間だったことから新人選手が走ることも多かった区間ですが、2017年のコース変更により20kmを超えています。
【5区】小田原→箱根町芦ノ湖駐車場入口
標高差864m、箱根駅伝の中でも特に過酷な山のぼりのコース。この5区を制した大学が往路優勝をつかみ取る確率が高く、毎年多くの見所と盛り上がりを見せる区間です。
【6区】箱根町芦ノ湖駐車場入口→小田原
往路の5区は山のぼりでしたが、6区はくだりになります。足腰への負担もきつく、ペース配分や強靭なスタミナが要求される区間です。
【7区】小田原→平塚
10区の中で一番走りやすいと言われている区間。その分、実力のある選手を投入してトップを狙うか、経験の浅い選手を投入してペースキープするか、各大学の作戦も見どころのコースです。
【8区】平塚→戸塚
各大学でパワーのある選手を投入してくることが多い区間。海風や後半の上り坂を攻略できるだけのスタミナが必要です。例年当日のエントリー変更が多いことから、選手のコンディションが勝敗の鍵を握る区間といえます。来年のシード権や今年の優勝候補が見えてきて、終盤感が出て盛り上がりをみせるのもこのあたりです。
【9区】
花の2区の復路ということもあり、各大学のエース級の選手が走る区間。序盤のアップダウンや後半の坂など、大学によって勝負に出るタイミングやペース配分が大きく異なる区間です。タスキをつなげず無念の繰り上げスタートの大学が出てくる区間でもあります。
【10区】
優勝をかけた最後の区間。往路の1区と同じく、準エース級の選手が走ることが多いですが、ここに有力な選手を持ってこれるだけの余力があるか、大学ごとの選手層の厚さが影響してきます。レース終盤のプレッシャーから本来の実力を発揮できずに終わってしまう選手も多く、強いメンタルも必要です。
以上10区、それぞれにポイントや見所そして大逆転などのドラマが起こります。各選手の能力や走りに注目です。
箱根駅伝2020地上波放送予定
箱根駅伝2020は、往路・復路ともに地上波(日本テレビ)で中継予定です。
【往路】
- 2020年1月2日(木)7:00~14:05 全国30局
- SAPPORO新春スポーツスペシャル 第96回東京箱根間往復大学駅伝競走
【復路】
- 2020年1月3日(金)7:00~14:18 全国30局
- SAPPORO新春スポーツスペシャル 第96回東京箱根間往復大学駅伝競走
箱根駅伝2020の優勝校予想
今回の箱根駅伝は、優勝予想がかつてないほど難しいといわれています。
昨年の往路優勝は東洋大学、復路優勝は青山学院大学、総合優勝は東海大学という大波乱のレースでした。
2連覇を狙う東海大学は、秋に開催された全日本大学駅伝では主力選手を欠いた状態で優勝を果たしていますので、箱根駅伝で主力選手が復活してくれば2連覇も夢ではないだろう、と予想しています。
昨年5連覇を逃した青山学院大学は全日本大学駅伝では2位につけており、王座奪還に向けて着実に力をつけています。
その2強に対して、優勝候補筆頭の東洋大学が虎視眈々と優勝を狙う…といったところでしょうか。
加えて注目したいのが、予選会をトップで通過した東京国際大学です。
2016年に箱根駅伝初出場以来、特に注目される結果を残すことなく終わっていましたが、今年の全日本大学駅伝では4位につけています。
区間賞を受賞した選手もおり、間違いなくシード権獲得争いに食い込んでくる注目校となるでしょう。
かつて強豪として名を連ねていた早稲田大学や中央大学が予選会ぎりぎりの通過というのも少し驚きです。
上位争いへの食い込みを期待したいところですね。
駆け引きあり、ドラマあり、涙ありの箱根駅伝。
1本のタスキをチーム1丸でつなぎ、1分1秒の差が勝敗を分かつレースは白熱必須です!
ぜひ最後まで見届けましょう!
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