「アオアシ」の作者の小林有吾さんの新作漫画『フェルマーの料理』が2018年の9月6日発売の月刊少年マガジン10月号より連載がスタートしました。
この漫画は、それまで数学者になるべく数学オリンピックの本戦出場を目指していたが、挫折してしまう天才高校生の北田岳がのちに天才シェフ朝倉海との出会いにより数学と料理の融合が始まるという物語です。
この記事では交わることのないはずの数学と料理の世界を舞台にした今注目の『フェルマーの料理』について解説していきます!
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フェルマーの料理 漫画のストーリーあらすじ
幼少期より数学者になることを夢見ていた本作の主人公『北田岳』は、超進学校に通い、常に学年でトップの成績で学園内でも注目され、数学のコンテストでも名前を残すほどの実力者。
数学の問題を解くことに楽しみを覚えていた岳は、国際大会である数学オリンピックに日本代表として出場することを夢見ていましたが、なんとその予選の答案を白紙で提出する暴挙に出るのです。
この時、岳は、数学を楽しんでいただけの自分と、周りの本気で数学で戦う姿を照らし合わせ、その場違い感を覚え、「数学の世界でトップになれない」と感じてしまいこのような行動に出たのです。
それまで学園の特待生だった岳は降格させられてしまい、学食でアルバイトの日々を過ごしていました。
岳がまかないとして有り合わせの材料で作ったナポリタンを同級生に振る舞っていると、ケータリングサービスの料理人として呼ばれていた天才シェフ、朝倉海が現れ、岳の作ったナポリタンを勝手に食べ始めました。すると朝倉は素人が作ったとは思えない味に大変感銘を覚えます。
後日、岳は学校の敷地内で再び朝倉と出会います。朝倉は自分の用事をさし置き、岳の暮らす寮に訪れ、今度は朝倉がナポリタンを作り、食べさせました。
すると岳はあまりの衝撃に脳内に凄まじい感覚が駆け巡りました。この感覚がまさに数学で培った感覚そのものでした。
ですがそれは、岳が以前工夫したことをあえて今回はやらなかった未完成品でした。朝倉は自分のナポリタンより岳の作ったナポリタンの方が評価に値するとしたのです。
岳が作る料理が美味しいのは、数学的な感覚で無意識のうちに工夫して作っていたからこそであり、その才能に気づいた朝倉は、岳を料理の世界に誘うのです。
〈公式サイト引用〉
フェルマーの料理 漫画の登場人物の紹介
北田 岳
本作の主人公。数学者になるため、数学コンテストで名前を残し、数学オリンピックを目指すも挫折してしまった天才高校生。
アルバイト先の学食で天才シェフと出会い、料理の世界へと足を踏み入れた。持ち前の数学的スキルと料理を掛け合わせて徐々に力を発揮していく。
朝倉 海
23歳という若さながら1つ星レストランを経営する天才シェフ。
主人公の北田岳の料理の才能を見抜いて本格的に料理の道へと誘った張本人。
西門理事長
主人公の北田岳の通う私立ヴェルス学園の理事長。
岳が数学オリンピックの日本代表に選ばれることを1番期待していた人物で、岳の行動に落胆し、退学を言い渡した。
校内ではワンマン理事長と囁かれ、嫌な噂が絶えない。
フェルマーの料理のフェルマーのネタバレ的な意味とは?
まずこのタイトルにもある『フェルマー』とはなんなのでしょうか?
実はこれは「数論の父」ピエール・ド・フェルマーが唱えた『フェルマーの最終定理』のことだと思われます。
因みにこの『フェルマーの最終定理』とは、オイラーやガウスなどといった数多くの数学者が挑戦したにも関わらず、360年間ものあいだ誰1人として解き明かすことができず、1993年にイギリスの『アンドリュー・ワイルズ』によってようやく証明された定理のことを言います。
おそらくこの数学と料理の融合というのを表しているのでしょう。
フェルマーの料理 漫画の感想口コミと評価、SNSでの反応は?
単なる料理漫画ではない小林有吾先生「フェルマーの料理」。数学好きの主人公が挫折して料理人の道に進む話。この作品が気に入ったら先生の初期作品「てんまんアラカルト全3巻」も読んでみて下さい。先生の作品が更に楽しめると思います。絵柄をみてピンときました。また作品に会えて嬉しく思います。 pic.twitter.com/pMyKZwACnd
— ういたま (@YBthz35BpNSOLSI) August 10, 2019
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アオアシの小林有吾先生の新作である!
サッカーならプレー、料理なら旨さを論理的に言語化するというのは共通点かも。
物語に引き込む圧倒的な力!面白い!#フェルマーの料理 pic.twitter.com/DEGg64tYRW— アーブーヤン (@ABO_Ger) June 28, 2019
「フェルマーの料理」を買ってる方が多いので読んでみました
普段は人の評価は気にせず買う方なんですがこれは正解でした
あっという間に読み終えてもっと欲しくなりました
無論漫画って味も匂いも音もしないんだけど
これらを目からの情報のみで明瞭に表現できている漫画には
名作が多い気がしますね pic.twitter.com/BLlNsB1U5G— 古織 (@oldfabric) June 30, 2019
フェルマーの料理が超おもしろい。
面白すぎて、気付いたらワインビネガーとマヨネーズでパスタをマリネしていた…ということで、作品内のナポリタンを再現。
味はThe素朴。子供のころ大してナポリタンを食べていないのに懐かしい…
パスタに酸味が少し入っただけでやたらウマくなってる。すごい。 pic.twitter.com/hINEjIYnjS— のりの@減量と料理 (@norino_diet) July 1, 2019
アオアシの作者小林有吾さんの新刊『フェルマーの料理』がすげぇ面白かった!
数学の天才が、料理の天才に出会うことで、料理を作るお話なんだけど、数学と料理という2つのジャンルを融合させて、これが馬鹿みたいに面白い。しかも何故数学と料理なのかがきっちり納得出来る。凄かった。 pic.twitter.com/M0yLsk3OJ7— ミハイル暁 (@goldendawn_) July 2, 2019
やはり皆さん読者が感じた共通することは、とにかく読み応えがあり、リアリティがあり、引き込まれるというところでしょうか?
恐らく「料理漫画」として読み始めた結果、シンプルな料理でさえ数学的に計算し尽くされてできているなどの、読み手の斜め上をいく衝撃を得られたのではないでしょうか?
確かに料理漫画のスタートがナポリタンだと物足りなさを感じるはずが、結果的に真似したくなるほどの情報量と意外なストーリー展開に驚きを隠せないのは事実です。
フェルマーの料理 今後のストーリー展開予想は?
「アオアシ」との同時連載とだけあって、まだ物語は序盤に過ぎないのですが今後の展開予想です。
何も考えずに作っていた料理に数学的楽しさを見出し、徐々に料理の世界へのめり込んできた主人公の岳の成長が期待されますね。
今まで作ったことのない、体験したことのない味への挑戦を求められ、その答えを追求すべく数多くの細かな工夫を凝らして難題に立ち向かっていく姿が予想されます。
何か一流のシェフになるために、著名な料理コンテストへ出場し優勝を狙った利する流れになるのではないか?
またはその実力を買われて海外の店からスカウトが来て朝倉との関係に揺れたりと、多くの困難と苦悩が待ち受けているのに間違い無いのではないでしょうか?
フェルマーの料理は五感に刺さる新感覚料理漫画
フェルマーの料理は、不定期連載ながら読み手の五感をくすぐる展開、描写、設定と、毎話驚きの連続です。
ただ料理を食べるのではなく、ただ作るのではなく、そこに必ず数学的要素と料理を掛け合わせ、レシピという名の計算式を導き出すというなんとも新感覚な漫画でしょうか。
あまりの面白さにネットでも話題となっていて、すでに「絶対ドラマ化する」などといった声も上がるほどです。
これからの展開に期待しましょう!
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